今回は6月17日(金)に発売されるVクランコレクションVol.5とVクランコレクションVol.6に収録されるカードから注目のカードを紹介していきます!
VクランコレクションVol.5
ロイヤルパラディン
今回3種類目のグレード2、1の『宝石騎士』が追加されたことにより、Vスタンダードでは待望のノーマルユニットを『宝石騎士』に統一したデッキが構築可能になりました。 『宝石騎士』はユニットに上書きされることにより発動する能力と展開力が強みなのですがより安定感が増し、今回の追加では更に《哀哭の宝石騎士 アシュレイ”Я”》が登場し、強力なガード制限能力による決定力も獲得しています。 『宝石騎士』にはパワーが高いユニットも多く序盤からガンガン攻めていくことができるため、個人的にはかなり大会での活躍に期待しています! 再録カードも入手が困難になっていた『宝石騎士』のユニットが再録されており、前回のVクランコレクション Vol.3と合わせるだけでデッキが組める点もありがたいです。
かげろう
かげろうの新規カードはすべてがグレード3で、いずれも再録されている《ドーントレスドライブ・ドラゴン》と相性がいいものになっています。 中でも注目なのが新たな『オーバーロード』である《ドラゴニック・オーバーロード “The Яe-birth” 》でしょう。強力な除去能力と最大2回のスタンド能力を持っており、歴代の『オーバーロード』の中でも非常に高い詰め性能を誇ります。 《ドーントレスドライブ・ドラゴン》と組み合わせて最大3回のスタンド能力を使用することができたり、《ドラゴニック・オーバーロード “The X” 》や《ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド 》などと組み合わせて状況に応じて使い分けるなど構築の幅が広いのも嬉しいですね。 再録カードも優秀なものが多く、これからかげろうを組む方にもありがたいセットです。
バミューダ△
バミューダ△からは『Duo』が登場!『PRISM』同様、バインドゾーンを使用する能力を持っているため組み合わせて使うことができるため、『PRISM-Duo』として構築するのがセオリーでしょう。 元々手札を増やすことに長けていた『PRISM』でしたが、《Duo 小さな秘密 ローヌ》や《Duo 小悪魔の角 ウラル》などの『Duo』名称のユニットが更にそれを補強し、フォースを獲得しながらスタンドすることができる《Duo 魅惑の瞳 リィト》の登場で破格の詰め性能を獲得しました。 海外ではすでに活躍しているテーマですが、今後は日本のトーナメントシーンでもよく見かけることになるかもしれません。
VクランコレクションVol.6
シャドウパラディン
《撃退者 ドラグルーラー・ファントム》が目玉ですが、他の2枚のグレード3も個性的なユニットが揃っているのが今回のシャドウパラディンです。 《呪札の魔女 エーディン》は『魔女』でメインに採用されるカードですが、相手のターンにリアガードを退却させることができるVスタンダードではかなり珍しい能力を持っています。『魔女』のリアガードがあればいいので、『魔女』名称のユニットと合わせて他のシャドウパラディンのデッキに出張するのも検討できます。 そして個人的に最も注目しているのが《始原の魔道士 イルドーナ 》です。グレード1サポートユニットですが、現在環境でも活躍している『ルアード』と非常に相性がいい能力を持っています。 《ナイトメア・ペインター》と組み合わせることで最速3ターン目からグレード1のユニットのクリティカルを増加させられるほか、ドロップゾーンのグレード1の枚数や《覚醒を待つ竜 ルアード 》にライドすることが重要な『ルアード』ではサーチ能力もありがたく、盤面にあふれかえったグレード1をコストにドローできる能力も相性がよく、『ルアード』デッキを更に強力にする1枚です。
ゴールドパラディン
《スペクトラル・デューク・ドラゴン》のЯ ユニットである《スペクトラル・デュープ・ドラゴン”Я “》が登場。《スペクトラル・デューク・ドラゴン》によるスタンド後に更に追撃できる能力を持っていますが、この能力はヴァンガードの名称を指定していないためどの軸でも使用できる汎用的な能力となっています。 そして今回最も個人的に注目しているカードは《解放者 ホーリーシャイン・ドラゴン》です。 山札から『解放者』名称のグレード3を持ってきてライドできるため、制限カードである《青き炎の解放者 パーシヴァル》に確定でライドすることができます。これにより3ターン目から安定してアクセルサークルを3面展開できるため《旭光の騎士 グルグウィント》につなげやすく、現時点でもトップクラスのデッキである『グルグウィント』を更に強化するカードとなっています。 再録カードもヴォ―ティマ―関連のカードがまとめて再録されているため、新しくデッキを組む際も助かるセットです。
ギアクロニクル
目玉カードである《遡る時乙女 ウルル》はGシリーズで登場したGガーディアンに似た能力を持っているVスタンダードでは珍しい能力です。ギアクロニクルは手札を増やしやすいので防御系の能力がありがたいというのもありますが、このカードが本領を発揮するのは《時空竜 ミステリーフレア・ドラゴン》を軸にしたデッキでしょう。 《スチームメイデン エンタラーナ》と合わせてバインドゾーンを増加させるスピードが加速しており、以前よりも安定して追加ターンを得ることができるようになりました。 『メイデン』や『クロノジェット』などの既存能力とも相性がいいため、様々なシーンで使用を検討することができるでしょう。
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